一般的な小麦粉は、表皮と胚芽を取り除いた胚乳のみを粉にしたものです。全粒粉は、小麦の表皮、胚芽、胚乳をすべて粉にしたもので、簡単にいうと小麦を丸ごと粉にしたものです。
加工すると小麦粉が白色に対して、全粒粉は焦げ茶色っぽい色で、殻を含んでいるため斑点模様になります。
カロリーは低い?
一般的な小麦粉と比べると多少カロリーは、少ないものの、全粒粉も小麦粉なので、カロリーに大差はありません。
ただ、血糖値が上がりにくいことや、ミネラルやビタミン、ポリフェノール、食物繊維などの栄養価が高いので、ダイエット向きの小麦粉と言えます。
グルテン量は控えめ
小麦粉には、グルテンというタンパク質が含まれており、加工食品に粘りやもちもちとした食感を与えます。
全粒粉は一般的な小麦粉と比べるとグルテンは少なめでヘルシーです。
グルテンは小麦の中央に多く含まれていますので、小麦の表皮のみを粉にした「ふすま粉」はグルテンフリーです。
全粒粉はどんなものに使われている?
全粒粉を使った食材には、パンやケーキ、パスタなどがあります。
一般的な小麦粉と比べると小麦の香ばしい味や香りがします。
最近では、全粒粉を使った中華麺を使ったラーメン店も多くなり注目されています。
早川製麺では、全粒粉を使ったオリジナルの麺をご提案させて頂いております。