日本人が大好きなラーメンとパスタ。
どちらも小麦粉で作られている麺類というのは、皆さんもご存じでしょう。
では、この二つ違いとは何なのでしょうか。
今回は、中華麺とパスタの違いについてお話ししたいと思います。
中華麺の特徴
中国が発祥といわれ、小麦粉に水とかん水を混ぜて練り合わせたものを延ばし、線状に細長く切ったもので、中華麺とパスタとの大きな違いの一つにこのかん水を使用するということがあげられます。
かん水が小麦粉と合わさることで、中華麺独特の風味やコシ、色合いがでます。
中華麺は、生麺と乾麺がありますが、お店ではほとんどが生麺を使っています。
もともと中華麺は、お店で麺を作って提供していたのが主流だったためといわれています。
パスタの特徴
イタリアが発祥といわれ、小麦粉と塩と卵を練り合わせたものを、機械で線状に押し出したり、短く押し出したり、様々な形があるのが特徴です。
パスタは、中華麺と逆でほとんどのお店で生麺ではなく、乾麺が使われています。
パスタの芯を残して茹でる「アルデンテ」は、乾麺でないとできないので、乾麺が主流となっているといわれています。
同じ小麦粉でできている麺類でも、製法や文化で違いがあって、とても興味深いですよね。
最後に、
中華麺とパスタの大きな違いであるかん水を入れてパスタを茹でると、パスタに中華麺のような風味とコシが生まれるんです。
家庭で作る時は、かん水がなかなか手にはいらないので、重曹で代用できますので、一度試してみてはいかがでしょうか。